耐熱性

高耐熱性

高耐熱性

diXコーティングには従来から使用している標準品以外に、鉛フリーのはんだリフロー工程に対応した高耐熱グレードや200℃で3000時間以上の耐熱性を持つ超高耐熱グレードがあり、鉛フリーのはんだ工程を伴うPCボードや車載部品、厳しい環境下に曝される航空機の部品等を保護することが出来ます。また、diXコーティングは耐寒性に優れ、液体窒素中でも柔軟性を失うことはありません。

高耐熱グレード

130℃の耐熱性試験を行なった場合、標準的なdiXコーティングでは500時間程度で絶縁破壊電圧が初期の50%程度まで低下してしまいますが、高耐熱グレードは2000時間以上、絶縁破壊電圧を維持することが出来ます。
また、鉛フリーのはんだリフロー工程(リフロー条件:EIAJ ED4701/300-1準拠)を適用した場合、標準品では1回の耐久性しかありませんでしたが、高耐熱グレードは4回以上の鉛フリーはんだリフロー工程に耐えることが可能です。
高耐熱グレード

超高耐熱グレード

超高耐熱グレード
非常に高い耐熱性を持ち、200℃の環境下で3000時間経過後もほとんど絶縁破壊電圧に変化は見られません。この新製品は従来の有機材料では難しい200℃で3000時間以上、250℃でも2000時間以上の耐熱性を有しています。

この特性を活かした用途

●PCB ●自動車部品  ●航空宇宙関係 など